らかぁ4挺

4行日記

12冊目(ネタバレあり)

ある日、爆弾がおちてきて (電撃文庫)

ある日、爆弾がおちてきて (電撃文庫)

意外だけど初古橋。ついでに今年初の電撃文庫。以下ネタバレありです。
本作を如実にあらわしているのはあとがきのP250-251の矢印ですね。はじめて本作を知ったのはライトノベル解説書か何かだったと記憶してますが、そのときは『ボーイミーツガールもの』って紹介されていたような。その後、SFが読みたい!〈2006年版〉発表!ベストSF2005国内篇・海外篇でやけに出てきたので、どうして?と思ったのですが、読んでみて納得。しかも短編集ということで、バラエティにとんだラインナップですが、どれも面白いときたもんだ。小説にキレと圧倒的を感じたのは秋山瑞人以来。SFをベースとしている以外、さほど共通点を感じられない両者に何か似たものを感じたのは何だろう?それを解明するためにも、古橋作品は要チェックですね。
ちなみに特に好きなのは、うーん、どれも見事だからなぁ。最初の爆弾と最後の爆弾か?