らかぁ4挺

4行日記

これがケータイ文化といふものか

いやびっくりしましたよ。今のケータイで初めて撮ったとき。シャッターボタンを押した後、その画像を保存するかどうかを聞かれた。すなわち、シャッターボタンを押しただけでは保存されないんですよ。フィルムカメラの場合、シャッターを切った時点でフィルムを感光させるので、やり直しという概念がない。そして、デジタルカメラでは、フィルムカメラの操作系を踏襲して、シャッターを切った時点で画像を保存させているものがほとんどだと思う。カメラメーカにとって、シャッターボタンというのは神聖なものらしく、デジカメでは、設定途中でも、シャッターボタンが有効で、写真を取れる状態になっている。少なくても小生が撮ったことのある十数台ではそうなっていて、カメラがあくまでも写真を撮るための機械ですよと語っているようでした。なので、ケータイのシャッターボタンについては、本当に戸惑ってしまったのです。もちろん、ケータイは写真を撮るための専用機ではありませんし、正確に言うとシャッターボタンもソフトキーなので、これがケータイ文化だとD○C○M○の社長とか会長とか、孫君とかに言われたら、ただただ平伏すしかありません。ただ、カメラ機能というのは、ケータイの普及に多大なる貢献をしてきたと思ってきた小生にとっては、これはあまりにも酷い仕打ちなのではないかと思ってしまいました。
ただ、わからなくもないんです。保存してみればわかります。保存に恐ろしく時間がかかるんです。3Mモードはすごいことになります。だから、形状上失敗写真が多くなりそうなケータイは、無駄な時間を省くって意味はあるんだなぁと。ただ、それは、多画素化の代償なわけで、そこまでして多画素化してみんなうれしいのかなぁと思ってみたり。それ関連では別の話が広がりそうなので、別エントリへ続く。