15冊目
- 作者: 野村美月,竹岡美穂
- 出版社/メーカー: エンターブレイン
- 発売日: 2006/12/25
- メディア: 文庫
- 購入: 10人 クリック: 90回
- この商品を含むブログ (304件) を見る
本シリーズは、“文学少女”と死にたがりの道化 (ファミ通文庫)のインパクトが強烈で、とても好きでしたが、”文学少女”と飢え渇く幽霊 (ファミ通文庫)が個人的にはイマイチ楽しめなかったので、一般的なシリーズ物のように、だんだん先細りしていくのかなぁと思っていました。しかし、3作目である本作は、個人的には一番好きです。元ネタである「友情」とのオーバーラップ度が絶妙で、本作のオリジナリティが際立っているように感じました。そしてついに最後には...。ここは読んでみてのお楽しみってことで。あとがきには、本作がちょうど中間との記述がありましたので、あと2作で完了するってことでしょうか。個人的には短編集も読んでみたいなぁと思っていたら、ネットでショートショートが公開されているようです。忙しくて未読ですが、早く読みたいところですね。