らかぁ4挺

4行日記

そういえば買ったデジカメ

http://d.hatena.ne.jp/rakaxa/20071031#p2
の最後の方で、デジカメ買ったってこと言っていましたが、そろそろ書かないと忘れそうなので。

カシオ計算機 デジタルカメラ EXILIM CARD EX-S770BE

カシオ計算機 デジタルカメラ EXILIM CARD EX-S770BE

CASIO製は初購入。
これに決めた理由は、とにかく値段が安かった。2万位、送料込みで。勿論後継機種、CASIO デジタルカメラ EXILIM (エクシリム) CARD シルバー EX-S880SRが出る(今は発売しています。購入時点ではまだ出ていなかった)から安売りしていたんでしょうけど。
このデジカメのコンセプトは、昔小生が書いていました。
http://d.hatena.ne.jp/rakaxa/20061116#p2
つまり、カメラとして記録するというよりは、液晶のビューアとして使いたかったってことです。で、それなりに使ってみたのでその辺を中心にちょろっと綴ってみます。


と書いたのですが、まずデジカメのカメラ的なことから簡単に。
とにかく凡庸です。いい意味でも悪い意味でも。カタログスペックでわかる事なので、この辺は不満じゃないですけどね。不満といえば、ISOをAUTOに設定したとき、積極的に増感する傾向にあるかなと感じました。具体的な数値は忘れましたが、シャッタースピードに余裕がありそうなときにISO800に設定され、げんなりしたことが結構多かったように感じました。AUTOでなければ、50/100/200/400/800から選択できますが、メニュー内なのでちょっと変更が面倒。カスタムで直接操作できるかどうかは調べていませんが、露出補正とかの割り振りはやっぱり必要なので、AUTOを使うのがベストなんですけどねぇ。
あと、撮影モードに3:2、16:9があるのが面白い。後述しますが、液晶画面のアスペクト比が普通のデジカメより横長なので、余白部分に大きめに現在の設定表示を行えるのは結構いいかも。ただ、3:2や16:9モードでは、上下に黒が入ってしまうのはしょうがないけど残念。16:9は全画面にする設定ってあるのかな?一通り見た感じではなかったと思うんだけど...。


続いて、ビューアとしての感想。
液晶画面は2.8インチのワイド液晶。液晶画面については、大きさは十分、見易さもなかなかだと思います。
PCとデジカメの接続は専用のクレードルで行います。クレードルは置くというよりはめるという感覚。ちなみに充電もこのクレードルで行います。クレードルについているボタンを押すと、USB接続が有効になり、専用ソフトPhotoLoaderが起動し、ボタン一つで転送できます。転送先はソフトをインストールした先なので、小生のようにファイルとして扱いたい時はちょっと面倒。なお、PhotoLoaderを使って転送すると、自動的にサムネイルをhtmlで作成してくれて、ブラウザから閲覧できます。このhtmlの出来は、うーん、もう少し頑張って欲しかった。例えば、閲覧だけでなく、削除やリサイズできないと、webブラウザから見るメリットはあまりないと思うのです。
PCとの連動には2つソフトがあります。
jpeg画像を転送するPhoto TransPort。このソフトでは、jpegファイルの転送と、PCの画面の任意部分を転送できる機能があります。転送はまあ普通なんですけど、専用ソフトを使って、リネーム、転送まで同時にやってくれるのは便利で、積極的に使ってみようと思わせてくれます。ま、転送したい素材がまだそんなにないので、あまり使っていませんが。
もうひとつのソフトは、DataTransportといって、印刷先をデジカメに設定できるというもの。使い方は簡単で、印刷を実行して、プリンタにDataTransportをしていするだけで、印刷イメージをjpeg化して転送してくれます。こっちはあまり使っていないので、なんとも言いようがありませんが。
データ転送系の全体の感想としては、手軽にjpegを運ぶのには便利かなと。特に近場へ出かけるときは、ネタ用のデータを仕込んでおき、そこで猫を見つけたらデジカメで撮ればいいと。正直、猫用としてはちょっと辛いスペックではあるのですけどね。
あと、コンパクトなサイズで持ち運びにはさほど苦労しないのですけど、そのトレードオフとして、電池も薄型なので、バッテリのケアも気をつけないといけません。特にこのデジカメの場合、撮るだけでなく見る機会も増えるので、電池の減りは早くなってしまうようです。そのために手軽に充電できるクレードルを採用したのでしょうけど、充電はクレードルからACアダプタを介してコンセントへと繋がっており、常にコンセントを接続するのは憚られ、結局充電時にだけコンセントを繋ぐという状態になり、クレードルのメリットがない状態です。時間がかかってもいいので、USBからゆっくり充電って出来ないものですかね?ゆっくり充電すれば、電池にも優しいと思うんですけど。

まとめ。値段相応、これにつきますか。データ転送に関しては、もっと作りこめば面白そうになりそうですけど。