らかぁ4挺

4行日記

2冊目

ボトルネック

ボトルネック

インシテミルを読んだとき、米澤穂信の変貌ぶりに少々戸惑いました。ですが、よくよく考えてみれば、その時点で読んでいたのが、氷菓 (角川文庫)
春期限定いちごタルト事件 (創元推理文庫)夏期限定トロピカルパフェ事件 (創元推理文庫)だけだったので、全然正確でなかったなと。で、本作ですが、インシテミルで感じた変貌っぷりの布石が十分に見られた作品だったと感じました。SF的要素はさほど強くないので、今までの米澤穂信路線には違いないと思います。米澤穂信のようなキレモノの作家には、是非SFを書いて欲しいんですけど。