らかぁ4挺

4行日記

73冊目

赤×ピンク (ファミ通文庫)

赤×ピンク (ファミ通文庫)

もはや説明の要らない作家の一人となった桜庭一樹です。
暫く前に買ったのだけど読む機会がなく放置されていたのですが、
やっと読めました。


桜庭一樹の作品の主人公はすべて少女なわけですが、
本作では珍しく年齢が高め。
「まゆ14歳」にだまされそうですが、実年齢は19歳(かな?)だし、
その他2編の主人公もそれくらいの年齢だったはず。


1つの短編(中編?)ごとに主人公が変わるけど、時系列は重なる部分が
あるので、ある短編での補完が別の短編で行うという形式。


ビリビリ感を感じる桜庭一樹の原点と言ったら過言かもしれないけど、
やっぱり面白かった。