2009-04-23 26冊目 本感想 ISBN:412501048X “本の姫”は謳う〈4〉 (C・NOVELSファンタジア)作者: 多崎礼,山本ヤマト出版社/メーカー: 中央公論新社発売日: 2008/09メディア: 新書購入: 5人 クリック: 16回この商品を含むブログ (42件) を見るいよいよ完結。 ファンタジーだからといって、剣と魔法でワーワーやるだけでなく、 街でも田舎でも人は暮らしているし、魔法で全て解決することはないでしょう。 そして、そこから技術や文化だって生まれるんです。 そんな「持たざる者」だって生きているんだと実感できました。 「持つ者」と「持たざる者」の宿命について考えされられるという意味でも、 本作は大変満足できました。 ファンタジーというジャンルが意義を持つことを再認識出来ました。