らかぁ4挺

4行日記

74冊目

いよいよ年末も押し迫ってきているということで、とりあえず今年中に片付けたいと思って手をつける。
全4冊のその1だから、ストーリー的にはなんとも言えないけど、一つ感じたのは、同じ作者の前作『猫の地球儀』は、秋山カーネルに秋山インタフェースが乗っかって、ぶっちぎりな秋山OSを形成していたけど、本作『イリヤ』に関しては、秋山カーネルはそのままに、インタフェースが解り易くなり、間口は広くなったけど結局突き詰めると秋山ワールドに引き込まれていくというか、油断するな怪我するゼ的作品になっているんじゃないかなぁなどと思う次第。やっぱりかなり面白い、何で今まで読んでいなかったんだぁ!って後悔するのは毎度のことです。