24冊目

魔剣天翔 Cockpit on Knife Edge (講談社文庫)

3月のノルマ完了...って遅っ!
本作はタイトルがどうしようもなく好きで、このタイトルを知ったので、Vシリーズを読んでみようと思ったと言ったら過言でした。ええ、黒猫がすべてでしたとも。
さて、本作は当然Vシリーズの第5作目なのですが、Vシリーズは巻が進むたびに洗練されていくというか、ミステリというジャンルの中に、何だろう、何か異分子が溶け込んできて、それらを包括した世界観とでも言うのでしょうか、うーん、うまく表現できない。とにかく、何か違う方向性を示した第1作の「黒猫の三角 (講談社文庫)」から、順調にずれてきている感じがもうたまらない。次作が楽しみでしょうがない。とかいいつつ、次は短編集か？