らかぁ4挺

4行日記

26冊目

グランド・フィナーレ

グランド・フィナーレ

というわけで、文壇に欠かせない才能に溢れた阿部和重の小説
すら、あの団体にとっては規制対象といっても全然不思議では
ないので、今のうちに読んでみた。でも、いずれ小生の記憶す
ら消されるんじゃないかと危惧していますけどね。

さて、気を取り直して感想をば。
表題は芥川賞受賞作で、某選考委員が選評で赤っ恥をかいてい
るわけですが、それは別の話。
一回だけでは、全容を把握できませんでした、小生には。でも
持っている雰囲気とか、感覚的に凄さは伝わってきました。
表題以外の作品も面白かった。