らかぁ4挺

4行日記

44冊目

バカとテストと召喚獣 (ファミ通文庫)

バカとテストと召喚獣 (ファミ通文庫)

周りで評判になっていたんで、読むのを止めていた
天邪鬼な小生ですが何か?
とかいいつつ、ついに我慢できずに着手。そして読了。


これは人気になりますね。わかります。
まず題がいい。
いやそうじゃなくて。
いや題はいいんだけど。
あーややこしい。
特筆すべきはテンポですか。会話文もそうだけど、
地の文のテンポというか読みやすさ、頭にスーッと
入ってくる感は、作家として相当の武器ですよ。
これが問題作だなんて信じられない感じでいっぱいですけど、
ま、ライトノベル市場は正直だなぁなんて感じております。

本作に関しては、テンポだけでなく、キャラ造形であるとか、
学園の設定や召還獣システムなんかも成功しています。
個人的には、雄二がジュブナイル間を醸し出しているのが
いいアクセントになっているように感じます。


教訓:愛されるには理由がある。