2008年を振り返る
ベタな企画ですが、一応やっておきます。
ちなみに2007年の同企画はこちら。
http://d.hatena.ne.jp/rakaxa/20071231#p2
昨年と同様、ライトノベルと一般小説から3冊ずつ。
しかも、小生が今年読んだ本が対象なのであしからず。
ちなみに、今年100冊といっていましたが、65冊目がかぶっていたので
101冊になります。実は既に読了の本もあるのですが、
感想を書くのは来年になるので来年のカウントになるかも。
まず、ライトノベル。
- 作者: 野村美月,竹岡美穂
- 出版社/メーカー: エンターブレイン
- 発売日: 2008/04/28
- メディア: 文庫
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- 作者: 田中ロミオ,山崎透
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2008/04/19
- メディア: 文庫
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- 作者: 犬村小六,森沢晴行
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2008/02/20
- メディア: 文庫
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文学少女シリーズはこちらの過度の期待を超える、すばらしい作品でした。
ライトノベルにおけるシリーズ化のあり方を示した点においても
2008年を代表する作品と胸を張って言えるでしょう。
人類〜は去年も選んでいますが、この「3」で遂にロミオの本性現る!
といった感じでしょうか。
最新刊も発売されているので、今後ともに一番注目したいシリーズの
一つである事は間違いありません。
とある〜は、とにかくよく出来た作品。空とか飛行機とか、
ワクワクする要素がいっぱいです。しかもストーリーが素晴らしすぎる。
と3冊上げるとこうなりますが、バカとテストと召喚獣 (ファミ通文庫)、さよならピアノソナタ (電撃文庫)
半分の月がのぼる空―looking up at the half‐moon (電撃文庫)
など、ベストに上げてもいいくらいの作品がいっぱいありました。
続いて一般小説。
- 作者: 西尾維新,VOFAN
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2008/05/08
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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- 作者: 古川日出男
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
- 発売日: 2005/04/22
- メディア: 単行本
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- 作者: 米澤穂信
- 出版社/メーカー: 東京創元社
- 発売日: 2004/02
- メディア: 単行本
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一般小説の方はリアルタイムで読めていないので、今年の作品は
あまり読めていませんね。
まず、傷物語。西尾維新枠です。
偽物語(上) (講談社BOX)、真庭語 初代真庭蝙蝠 初代真庭喰鮫 初代真庭蝶々 初代真庭白鷺 (講談社BOX)、
不気味で素朴な囲われたきみとぼくの壊れた世界 (講談社ノベルス)はまだ読めていませんが、
相変わらず西尾維新は西尾維新で、凄すぎます。語る言葉が見つかりません。
続いてベルカ。古川日出男枠です。
今年も古川日出男の一年だったわけです。どれも素晴らしい作品なのですが、
一番エンタメ性が高く、それでありながら古川日出男の小説に間違いない、
古川日出男にハマるならこの作品からという本作に決めました。
最後に、さよなら〜。
米澤穂信の作品は、犬はどこだ (創元推理文庫)、ボトルネック、
インシテミルなどありますが、一番ストレートに米澤穂信を
言い表すなら本作を読めといいたいですね。
本策の感想でも書いたとおり、ちりばめられたキーワードから紡ぎ出される
最大の謎への回答。とてつもなく物凄い1冊ではあるけれども、
再読するには大変なパワーが必要な作品です。
最後に、1年を通じて本を読めたことに感謝です。