らかぁ4挺

4行日記

2008年を振り返る

ベタな企画ですが、一応やっておきます。
ちなみに2007年の同企画はこちら。

http://d.hatena.ne.jp/rakaxa/20071231#p2


昨年と同様、ライトノベルと一般小説から3冊ずつ。
しかも、小生が今年読んだ本が対象なのであしからず。
ちなみに、今年100冊といっていましたが、65冊目がかぶっていたので
101冊になります。実は既に読了の本もあるのですが、
感想を書くのは来年になるので来年のカウントになるかも。


まず、ライトノベル

人類は衰退しました 3 (ガガガ文庫)

人類は衰退しました 3 (ガガガ文庫)

とある飛空士への追憶 (ガガガ文庫)

とある飛空士への追憶 (ガガガ文庫)

文学少女シリーズはこちらの過度の期待を超える、すばらしい作品でした。
ライトノベルにおけるシリーズ化のあり方を示した点においても
2008年を代表する作品と胸を張って言えるでしょう。


人類〜は去年も選んでいますが、この「3」で遂にロミオの本性現る!
といった感じでしょうか。
最新刊も発売されているので、今後ともに一番注目したいシリーズの
一つである事は間違いありません。


とある〜は、とにかくよく出来た作品。空とか飛行機とか、
ワクワクする要素がいっぱいです。しかもストーリーが素晴らしすぎる。


と3冊上げるとこうなりますが、バカとテストと召喚獣 (ファミ通文庫)さよならピアノソナタ (電撃文庫)
半分の月がのぼる空―looking up at the half‐moon (電撃文庫)
など、ベストに上げてもいいくらいの作品がいっぱいありました。


続いて一般小説。

傷物語 (講談社BOX)

傷物語 (講談社BOX)

ベルカ、吠えないのか?

ベルカ、吠えないのか?

さよなら妖精 (ミステリ・フロンティア)

さよなら妖精 (ミステリ・フロンティア)


一般小説の方はリアルタイムで読めていないので、今年の作品は
あまり読めていませんね。


まず、傷物語西尾維新枠です。
偽物語(上) (講談社BOX)真庭語 初代真庭蝙蝠 初代真庭喰鮫 初代真庭蝶々 初代真庭白鷺 (講談社BOX)
不気味で素朴な囲われたきみとぼくの壊れた世界 (講談社ノベルス)はまだ読めていませんが、
相変わらず西尾維新西尾維新で、凄すぎます。語る言葉が見つかりません。


続いてベルカ。古川日出男枠です。
今年も古川日出男の一年だったわけです。どれも素晴らしい作品なのですが、
一番エンタメ性が高く、それでありながら古川日出男の小説に間違いない、
古川日出男にハマるならこの作品からという本作に決めました。


最後に、さよなら〜。
米澤穂信の作品は、犬はどこだ (創元推理文庫)ボトルネック
インシテミルなどありますが、一番ストレートに米澤穂信
言い表すなら本作を読めといいたいですね。
本策の感想でも書いたとおり、ちりばめられたキーワードから紡ぎ出される
最大の謎への回答。とてつもなく物凄い1冊ではあるけれども、
再読するには大変なパワーが必要な作品です。


最後に、1年を通じて本を読めたことに感謝です。