らかぁ4挺

4行日記

88冊目

中村九郎は難解である。本作も何と表現したらいいのか良くわからないというのが本音です。難解の根源である九郎節はいまだ健在で、それが毒となるか薬となるかは読者次第といったところでしょうか。ただ、左腕に神話が降ってくる話を書かせたら、右に出る者はいないのではないかと。もっとも、左にも前にも後ろにも上にも下にも、いないんですけどね。