99冊目
- 作者: 古川日出男
- 出版社/メーカー: 角川書店
- 発売日: 2006/12
- メディア: 単行本
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本作を読むきっかけになったのが、この前読んだ、サマーバケーションEPと、この前聞いた、文化系トークラジオの2007/1/1放送のDL版でした。サマーバケーションEPの時も感じたんですけど、本作も、強烈に「東京」を意識させる作品だな、と感じました。東京の鉄道の象徴である山手線が重要な役割を果たしたり、東京のフランス料理店の数が出てきたり、それだけでなく、東京で生きる事、暮らす事について大いに考えさせられる作品でした。
短い作品なので、小説にエンターテイメント以外の何かを期待している人には、是非読んでもらいたい1冊です。
一応最後に水をさしておきますと、小生、神奈川県民なんですねorz
あの東京のアレのせいで...。